どーもしゅんちゃむです!
僕の職場には今、派遣社員の方が2人います。
1人は今年の3月入社ですっかり慣れてきましたが、もう1人は先月の9月に入社しましたのでまだどちらかというと新人作業者になります。
派遣作業者の方は基本的にライン内の作業を任され、ひたすら同じ作業を繰り返す事になります。
派遣作業者は基本的に男性が多いです。ただライン内の作業は非常に細かいところやカンコツが必要な箇所がありどうしても男性よりも女性の方が馴染みやすい環境でもあります。
僕の部署では基本的に男性は部品供給や異常処置をメインでやり、ライン内は女性という暗黙のルールみたいなのがあります。
もちろんその理由は先ほど述べたように女性の方が細かい作業が得意だから。
でもそうすると新人派遣作業者の方はどうなるか。
モチベーションが下がりますよね。。女性陣達は慣れたベテラン作業者が多いのでペラペラと喋りながらでも淡々と自分の作業をこなし、尚且つスピーディーでもあります。
一方で新人派遣作業者の方は女性と打ち解けるところか、作業に追いつくことに必死。
そしてその必死さがゆえに手を滑らしてしまうと落下。→女性陣から白い目。
この環境に耐えれなくなり会社を去っていく派遣作業者の方も少なくありません。
こればっかりは派遣社員の方のメンタルや女性陣達との相性など、作業以外のところで合う合わないがあるのでどうしようもないところもあります。
そんな中、ライン外で作業する僕が取っている行動を紹介します。
積極的なコミュニケーション
やはりまずは相手との会話を図る事。
褒める、励ます
僕がまず一番最初にすることですね。
まず褒めます。入社してきて、少しの期間班長から作業指導を受けてすぐにラインに実践投入させられる新人派遣作業者の方がまず思うことは『不安』です。
まずはその不安を解消してあげない事には絶対に生産性的にもメンタル的にも良い方向へは向かっていきません。
例えばラインに入って最初の一時間必死に取り組んでいたなら仮に生産数が少なくても「製品を落下させないだけでもすごい!」、「はじめてにしては早いね!」と少しでも褒めてあげることでまず最初のモチベーションの支えになるからです。
作業のコツを教える
単純な繰り返し作業とはいっても工程一つ一つが手感を要するものだったりと、誰もがみんな同じ早さと精度でできるかというとそうでもありません。
なので、僕が今までに経験したことがある工程ならその時の感覚やコツを教えてあげます。
やはりどうしても初心者は完全な標準作業(規則に基づいたデフォルト)に従い作業をしますが、その中でも効率のいいやり方がありますからね。
他の作業者との人間関係を築かせる
僕自身これが一番新人作業者を育てる上で重要なのかなと思います。
というのも僕も自分の仕事があるのでずっとその新人派遣作業者についてあげることはできません。
そんな時にサポートをしてくれるのは他の作業者です。他の作業者及び女性陣などのベテラン作業者とある程度喋れる環境を作っておく事で、ライン内でも多少の助言などを言ってもらえるからです。
実際ベテランの女性作業者は僕よりもその作業についての経験は多いし、僕がサポートしきれない部分でもやり方などを教えてくれることがあるからです。
そして何より、ライン内でのコミュニケーションをとることが新人派遣作業者にとっての会社内でのコミュニケーションにもつながってくるからです。
まとめ
新人作業者にとってはその場所の全てが初めて。
作業のやり方や職場の方向性などを教育するのも大切だとは思いますが、僕個人的にはそれよりも人とのコミュニケーションをとることがまず大事かと思います。
正直作業なんて誰でもやってれば上達はします。伸びるスピードや到達点は違うかもしれませんが。
必要なのは伸びるまでのプロセスだと思います。